もうすぐクリスマスが
やってくる☆
寒空の下
近所の銭湯に
毎日兄貴と2人で
通っていた幼いころ☆
クリスマスが近くなると
なぜかおふくろが一緒に
行くようになる☆
銭湯に行く道すがら…
普段は口うるさいおふくろが
なぜか優しい声で言う☆
最近 何か欲しいものある?
兄貴とオイラは顔を見合わせ
別人のようなおふくろに
とまどいながらも
歩いて銭湯に向かう☆
途中
兄貴が
「なんか気味が悪いな」
オイラ
「うん」
そしてクリスマスの朝
目がさめると
枕元にプレゼントがあった☆
嬉しくて嬉しくて
眠気はぶっ飛び
朝から大騒ぎ☆
あわてて窓を開け大声で
サンタのおじさんありがとう
ほんとうに嬉しかった☆
そして1年が過ぎ
あのクリスマスがやってくる☆
銭湯に行く道すがら…
おふくろが言う☆
最近 何か欲しいものある?
薄々わかるようになっていた☆
そしてクリスマスの朝☆
目がさめると
枕元にプレゼントがある☆
それは確かに3日前
おふくろに言った
欲しいものだった☆
サンタのおじさんは
いなかった☆
サンタのおじさんは
おふくろだった☆
現実を知り
ガッカリしたことを
憶えてる☆
バレバレの作戦だけど
おふくろは子供達の喜ぶ顔が
見たかったのだろう☆
そのおふくろはもういない
最近 近頃 想うこと
叶うなら
もう1度だけ
あのクリスマスが来て欲しいと…
あなたはどんな
クリスマスの想い出を
お持ちですか?
☆Merry Christmas☆
あとがき
同じ境遇の方
心よりお慰め申し上げます☆
涙していただいた方
とりあえず
ティッシュを鼻に突っ込んで
くださいませ☆
この日記を読んでいただき
誠に
ありがとうございました☆
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